予算審査特別委員会での審議が終わりました。あとは、委員長報告を残すのみです。
昨年は教育予算の拡充を議会で求め、エアコンやトイレの整備といったハード面への整備は進みました。
しかし、そもそもこの恩恵を受けられない子どもがいることにもっと留意しなければなりません。
子どもの学習権(憲法26条)を保障するためにも、対策として効果を上げている不登校対策相談員兼指導員の小学校単位での配置や、スクールソーシャルワーカー(社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士等の専門家)の増員などソフト面も充実させるべきです。
また、フリースクールの充実はもちろんのことですが、先日のニュースでもあったように児童虐待が10万件を超えていることを考慮すると、フリースペースなどの子どもの居場所づくりなども行わなければなりません。
学力向上、いじめの減少、不登校対策となる少人数学級は国レベルで取り組みが進んでいますが、筑紫野市子ども条例に基づく市としての独自の取り組みが進むよう注視していきます。
今後も、だんしたは、命と暮らしを守る支え合いの政策を筑紫野市で推進していきます。